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2008年02月06日

691.「へぇ~っ」と、思ったこと

新聞を読んでいて、「へぇ~っ」と、思いました。

我々、医療界では、MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)などの薬剤耐性菌と如何に戦うかがテーマです。

細菌感染に抗生剤を投与しますが、細菌も馬鹿じゃない!

徐々に進化してきて、耐性菌となり、抗生剤がうまく効かなくなる・・・

広範囲の強力な抗生剤が生まれても、またまたそのうちに耐性となってくる・・・

ホントに、収拾のつかない、いたちごっこです。


ここからが、本題ですが・・・

昆虫免疫学の先生が、カブト虫の幼虫の免疫機能を調べている最中に・・・

ふとしたことから、幼虫が細菌感染すると、体内から菌を攻撃するタンパク質を分泌していることが判明しました。

そして、このタンパク質の断片のペプチドが、細菌に対抗することを突き止めました。

この知見から、同じ構造、性質のペプチドを作って、既存の抗生剤に混ぜ合わせると、細菌の耐性が出現せずに、薬効が持続することがわかったそうです。

まだまだ実験レベルだそうですが、実用化されると、院内感染問題も解消されることになるでしょうね!


一日も早く、細菌感染に苦しむ人々が、一人もいなくなることを切望いたします。


ウエノ歯科