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2006年09月22日

189.痛みは脳から?

ペインクリニックの先生もおっしゃっていましたが「幻肢痛」等にみられるように、傷の痛みではなくて、既に失った部分の痛みを訴えることは、本来は有り得ないことだけれども、臨床では高頻度で起こるらしい・・・

ある脳科学者の研究では、手の幻肢痛を訴えた患者さんに、内側に鏡をつけた箱に腕を入れてもらい、鏡を見ながら動かしてもらったら、痛みがなくなったという報告があるそうです。

鏡に映ったもう片方の手の動作を、切断した側の手の動作として、視覚的に認知させたら痛みが取れたということらしいのです。

「よく「病は気から」と言いますが、まさに痛みは、脳からということになる」と、先述のペインクリニックの先生が言われていました。

痛みの信号は脊髄を通って脳に届きます。
その脊髄には様々な信号が集まるため混線を起こし、脳が痛い場所を勘違いすることがあるそうです。

そう言えば、我々の領域でも同じ様なことがあります。
痛いと言われる部位には全く何も無くて、違う部位に原因があったなんてことが・・・

本当の原因は、他の部位にあるけれども、それと違うところが痛いと感じてしまうこともあるのだそうです。

全てではありませんが、そのようなこともあるわけですから、痛みを訴えていらっしゃる方の一方向的な先入観だけで、診てしまうのは、やはり恐ろしいことだと再認識しました。

コメント

背中が痒くて人からかいてもらってどうも位置が違う・・・これも先入観というものなんでしょうか^^;痒いところに手が届く。患者様とはそんな関係でありたいですね~^^

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