68.痛いっす!
診療終了3分前くらいに、1本の電話が鳴りました。
近くの高校からでした。「クラブ活動中に、接触で前歯が折れたので、見てください!」とのことでした。
みごとに、歯が斜めにパカッっと折れて中の神経が完全に見えてました。
「痛かったろー?」「はい、痛いっす!」・・・「可哀想だけど神経を取ってから、差し歯になるよ!」「はい、お願いしまっす!」・・・
まだ若いのに、しかも虫歯でもない健康な歯の神経を取ることに、すごい抵抗を感じながらも、痛みを取ってあげるためにはしょうがないことです。
歯が折れた場合でも、神経の損傷が少ないときは、神経を残すことも可能な場合もありますが、今回のように完全に神経が出ている場合は、保存的処置は難しいです。ホントもったいない話です・・・
年に何例も、このようにクラブ活動中(特に、コンタクトスポーツが多いです!)に歯が折れた!っていう子が来ます。
本人たちにも、指導する先生方にも、特にコンタクトスポーツ(空手、ボクシング、ラグビーなど・・・)の場合は、歯やその周辺の軟組織保護の観点からもマウスガードの装着が必要であると、前々から申し上げてきているのに、中々、実際に我々のような歯科医院でカスタムメイドのマウスガードを作ってもらっていないのが現状です。
今後は、もっと真剣にマウスガードの重要性を、競技する本人も指導者の方にも、考え直して頂きたいと思います。もったいないよー!健康な歯を外傷で失くしてしまうなんてー!
プロスポーツは、マウスガード無しでは、危険防止のため競技に出ることさえ出来ないんだよ!
アマだって、危険防止のために、絶対マウスガードは装着すべきです!これは強く言いたいです!






